【スイス在住者によるレポート・2020年6月】スイス、COVID19の影響は?【国際都市ジュネーブの街の様子】

スイスでは、新型コロナウイルスの影響はどうなの?

6月のスイスでは、次々と新型コロナウイルス対策の措置が緩和された。

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本記事では、次の順に、新型コロナウイルスの影響に焦点を合わせて、2020年6月のスイスの「国際都市ジュネーブ」の街の様子を写真とともにご紹介する。

2020612日(金)のジュネーブの街の様子

2020620日(土)のジュネーブの街の様子

2020612日(金)のジュネーブの街の様子

2020年6月12日(金)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

6月12日、スイス連邦政府によるEU・EFTA諸国等からの入国制限措置の解除が発表された。

ジュネーブの街を車で走り、ファーストフードのお店でお昼ご飯を食べ、知り合いとエスプレッソを飲み、その後Apple Storeに赴いた。

6月12日(金)のジュネーブの街の様子を写真でお伝えする。

2020年6月12日(金)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

ジュネーブのシンボル、レマン湖畔で140mの高さまで噴き上げる「Le jet d’eau(大噴水)」も再開していた。

2020年6月12日(金)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

ファーストフード店も、路上にテラス席を出している。20°C前後の気温だと、外気に触れながら、サッと食べられるのがいい。

写真のファーストフードは、Piadina(ピアディーナ)。イタリア北部Romagna(ロマーニャ)地方の料理。ツナ・トマト・モッツァレラチーズなどを入れてもらった。11.70 CHF(スイスフラン)。

路上に止めた車の窓を開けたまま、バッグのファスナーが開いたままで、テラス席でPiadinaにかぶりついても、盗難に神経質にならなくてすむ。

入国制限措置の影響で、道を行き交う人は基本的にジュネーブに住んでいる人たちだからだ。ほとんどが一度も会った事ない人が行き交う街中にいるのに、「住民同士の気心が知れた空気」を感じた。別の言い方をすると「得体の知らないよそ者」がいないと言う感じ。

しかし国境が解放されたら、やはりセキュリティに気をつけた方がいい。

と、以前パリに住んでいた事のある私は思った。

2020年6月12日(金)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

友達とカフェのテラス席でエスプレッソを楽しむ事ができ嬉しい。

多くの人が衛生に気をつける事が日常的になれば、より外出を楽しめるのではと思う。

2020年6月12日(金)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

Apple Storeは、人数制限・体温検査・アルコール消毒・マスク着用の義務がある。

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中に入るまでにお店の前に並んで数分待たなければならないが、IPadを持ったスタッフが来店目的・要望を聞きに来てくれるので、効果的。

2020年6月12日(金)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

Apple Storeの中は、人数制限されていて、お店のスタッフが迅速に案内してくれるので、用が早くすんでよかった。

2020620日(土)のジュネーブの街の様子

2020年6月20日(土)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

6月19日、スイス連邦政府は、3月16日に感染症法に基づき発出した「非常事態」宣言を同日付で「特別事態」に引き下げることを発表。

都市封鎖(ロックダウン)緩和期間後の6月末の土曜と言うこともあり、Bel-Air と Rive 間のトラムが走る通りには、ショッピングや散歩で闊歩する人でいっぱいだった。

とは言え、東京の人口密度とは比べ物にならないが。

6月20日(土)のジュネーブの Bel-Air と Rive 間のトラムが通る Rue du Marché(マルシェ通り)の様子を写真でお伝えする。

2020年6月20日(土)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

22°C前後の土曜日。夏のセールが始まって数日経つ。ウィンドーの「50% off」が目に付く。

予想通り、すごい人手。

トラムが通る Rue du Marché(マルシェ通り)は、ほぼ毎分警察の車両が走りセキュリティに気が配られている。

2020年6月20日(土)のジュネーブの街の様子

使用の画像 : RiyoBlog

ご紹介の写真は、Le Rhône(ローヌ川)。Lac Léman(レマン湖)から流れ込んですぐの所だ。

Le Rhône(ローヌ川)は、フランスに流れ込み、最終的に地中海に注ぐ。

ところで、6月、ジュネーブの街の中には、自転車が増えた。

理由の1つは、都市封鎖(ロックダウン)緩和以降あちこちで工事があり、車はすごい渋滞になるからだ。

その代わり、公共交通のバス・トラムは車線が確保されていて、ほぼ時間通り。

晴れの日は、自転車の人も多い。しかし、路上に駐輪するには、チェーンでしっかりくくらないと、盗難にあう。

30年くらい前までは、チェーンなしでも盗まれなかったそう。

まとめ

【スイス在住者によるレポート・2020年6月】スイス、COVID19の影響は?【国際都市ジュネーブの街の様子】

使用の画像 : RiyoBlog

本記事では、下記の順に、新型コロナウイルスの影響に焦点を合わせて、2020年6月のスイスの「国際都市ジュネーブ」の街の様子を写真とともにご紹介した。

2020612日(金)のジュネーブの街の様子

2020620日(土)のジュネーブの街の様子

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