まだ2月末だが、ジュネーブはかなり暖かく天気がいい日が続く。
ブラリと小旅行に行きたくなる気候。
しかし現在、変異体のウイルスが増殖中で、そうは問屋が卸さない。
#ジュネーブ
連日、15℃以上の日が続く。 pic.twitter.com/WVZaRm8Dnr— Riyo🤲🏻国際都市ジュネーブから🌍 (@KojimaRiyo) February 25, 2021
今回の16回目の改定は、2月25日(木)から3月7日(日)までの実施と、3月8日(月)以降についてだ。
今回の改訂は、(スイスが指定する)感染リスクが増大している国・地域のみが変更され、対象者、実施内容、報告義務、指定基準、注意事項は変更なしだ。
「スイスの入国情報」は、次の記事で、2020年7月6日以降~最新の情報をまとめている。随時更新。
各国は、外国から自国内に新たにウイルスを持ち込まれたくない。そこで取る措置が「入国制限」と「自己隔離」だ。スイスは、入国の際どのような措置を取っているのか?スイス入国後「自己隔離」が必要となる国・地域は、どのような基準で決められてい[…]
日本からスイスへの入国は可能か?
スイスの2月後半の感染状況はどうなのか?
スイスは3月以降どのような措置をとっていくのか?
本記事では、次の順序で、「特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置」と「スイス国内の感染状況」について、ポイントをご紹介・解説する。
・2021年2月後半、日本からスイスへの入国は可能か?
・2月25日(木)から実施の「特定の国·地域からのスイス入国者に対する検疫措置」の対象国·地域のリストの16回目の改訂内容
・2021年2月後半、スイスはどんな様子なのか?【2021年2月の感染状況】
・スイスは3月以降、お店やレストランが開くのか?【2021年3月以降の措置緩和】
・スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。
2021年2月後半、日本からスイスへの入国は可能か?
使用の画像 : Pexels
残念ながら、2021年2月25日の時点では、日本からスイスへの観光などの短期滞在目的での入国は認められない。
日本からスイスへの入国は、次の場合のみ認められる。
・スイスの長期滞在許可を所持する者
・例外的に承認された者(不可欠(essential)な短期商用などの目的で一定の条件を満たす場合)
2月8日より入国制限措置免除対象から除外となったためだ。
2月5日(金)、スイス連邦司法・警察省は、スイス国外からスイスへ入国する場合に入国制限措置を免除する国のリストを改訂(2月2日付)し、日本を同リストから削除した。同改訂は、2月8日(月)午前0時から適用される。日本からスイス[…]
早く入国制限が解除される事を願う。
2月25日(木)から実施の「特定の国・地域からのスイス入国者に対する検疫措置」の対象国・地域のリストの16回目の改訂内容
2月24日、スイス連邦内務省保健庁は、「特定の国・地域からスイスへ入国する者に対する検疫措置」について、「対象となる国・地域のリストと検疫措置の内容」の16回目の改訂をした。
「特定の国・地域からスイスへ入国する者に対する検疫措置」とは、「10日間の自己隔離」だ。
新型コロナウイルス感染症対策として、7月6日から実施している。
次の地図は、スイスが高リスクと指定し入国後に自己隔離が必要な地域だ。
次の記事で、詳しい内容がわかる。
スイス連邦政府は、2021年2月10日、入国後に「自己隔離が必要な国」の15回目の改訂を発表した。今回の15回目の改定は、2月11日(木)から21日(日)までの実施と、2月22日(月)以降についてだ。今回の改訂は、(スイ[…]
次の順で、(スイスが指定する)感染リスクが増大している国・地域をご紹介する。
・2月25日(木)から3月7日(日)まで
・3月8日(月)以降
※リストの国名は、ドイツ語での順序だ。
(1)2月25日(木)から3月7日(日)まで
【フランス】
・サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏
・オー=ド=フランス地域圏
・イル=ド=フランス地域圏
・ノルマンディー地域圏
・ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏
・オクシタニー地域圏
・ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏
・プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏
【イタリア】
・プーリア州
・エミリア=ロマーニャ州
・フリウリ=ベネチア・ジュリア州
・マルケ州
・ウンブリア州
【オーストリア】
・ザルツブルク州
<スイスに隣接していない国・地域>
(※海外領土など、当該国全領域を含む)
・アルバニア
・アンドラ
・バーレーン
・ブラジル
・エストニア
・アイルランド
・イスラエル
・ラトビア
・レバノン
・リトアニア
・マルタ
・モナコ
・モンテネグロ
・オランダ
・ポルトガル
・サンマリノ
・スウェーデン
・セルビア
・セーシェル共和国
・スロバキア
・スロベニア
・スペイン
・セントルシア
・セントビンセントおよびグレナディーン諸島
・南アフリカ共和国
・チェコ
・アラブ首長国連邦
・英国
・アメリカ合衆国
本記事で地図とともにご紹介していない地域は、前回の「スイス入国後に「自己隔離が必要な国」の15回目の改訂」の記事で、地図と一緒に見る事ができる。
スイス連邦政府は、2021年2月10日、入国後に「自己隔離が必要な国」の15回目の改訂を発表した。今回の15回目の改定は、2月11日(木)から21日(日)までの実施と、2月22日(月)以降についてだ。今回の改訂は、(スイ[…]
(2)3月8日(月)以降
<スイス隣接国・地域>
【フランス】
・サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏
・オー=ド=フランス地域圏
・イル=ド=フランス地域圏
・ノルマンディー地域圏
・ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏
・オクシタニー地域圏
・ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏
・プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏
【イタリア】
・アブルッツォ州(追加)
・プーリア州
・エミリア=ロマーニャ州
・フリウリ=ベネチア・ジュリア州
・カンパーニャ州(追加)
・リグーリア州(追加)
・マルケ州
・モリーゼ州(追加)
・トスカーナ州(追加)
・ウンブリア州
【オーストリア】
・ケルンテン州(追加)
・ニーダーエステライヒ州(追加)
・ザルツブルク州
・シュタイアーマルク州(追加)
<スイスに隣接していない国・地域>
(※海外領土など、当該国全領域を含む)
・アルバニア
・アンドラ
・アンティグア・バーブーダ(追加)
・バーレーン
・バルバドス(追加)
・ブラジル
・チリ(追加)
・エストニア
・アイルランド
・イスラエル
・クウェート(追加)
・ラトビア
・レバノン
・リトアニア
・ルクセンブルグ(追加)
・モルティブ(追加)
・マルタ
・モルドバ(追加)
・モナコ
・モンテネグロ
・オランダ
・ペルー(追加)
・ポルトガル
・サンマリノ
・スウェーデン
・セルビア
・セーシェル共和国
・スロバキア
・スロベニア
・スペイン
・セントルシア
・セントビンセントおよびグレナディーン諸島
・南アフリカ共和国
・チェコ
・アラブ首長国連邦
・英国
・アメリカ合衆国
2021年2月後半、スイスはどんな様子なのか?【2021年2月の感染状況】
使用の画像 : RiyoBlog
スイスは九州ぐらいの面積で、大阪府ほどの人口の国だ。
フランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタインと国境を接する。
2月の初めは、24時間あたりの新規感染者が1500人前後報告されていたが、2月19日以降、1200人以下になってきている。
#スイス #COVID19
新規感染者数の推移。
2月2日(火)+1633
3日(水) +1796
4日(木) +1765
5日(金) +1584
9日(火) +1363
10日(水) +1602
11日(木) +1356
12日(金) +1253
16日(火) +1075
17日(水) +1253
18日(木) +1219
->— Riyo🤲🏻国際都市ジュネーブから🌍 (@KojimaRiyo) February 25, 2021
次の記事で、各州の感染率・ICU (集中治療室)のベッドの占有率や空き・実効再生産数も、グラフでご紹介している。月~金に更新。
2021年2月、スイスは感染力が強い変異体を警戒している。3月に1日あたりの感染者数が1万5000人なるかもしれないと、スイスの政治家は注意を喚起した。#スイス連邦政府は、新しい変異体による3月からの毎日の感染の増加を恐[…]
2月、スイスの新規感染者は減少傾向だ。
しかし、感染力が強力な変異体のウイルスが増えてきて、スイス政府は警戒している。
スイスは3月以降、お店やレストランが開くのか?【2021年3月以降の措置緩和】
使用の画像 : RiyoBlog
#スイス #COVID19
2月24日、連邦政府が措置緩和を発表。
ショップ、美術館、動物園は3月1日から再開可能。
レストランは少なくとも3月22日まで待たなければならない、との事。
今回は、🇨🇭連邦政府、その後の最悪の事態を考えているみたいで慎重か。https://t.co/zmEuwYqlJz— Riyo🤲🏻国際都市ジュネーブから🌍 (@KojimaRiyo) February 25, 2021
詳しい内容は、近日中に投稿予定の記事でお知らせする。
スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
スイス連邦内務省保健庁発表(ドイツ語、フランス語、イタリア語、英語)
在ジュネーブ領事事務所
(ジュネーブ州、ヴォー州、ヴァレー州およびティチーノ州にお住まいの方)
電話:022 716 9900
Fax :022 716 9901
ホームページ:https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
まとめ
使用の画像 : RiyoBlog
本記事では、下記の順序で、「特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置」と「スイス国内の感染状況」について、ポイントをご紹介・解説した。
・2021年2月後半、日本からスイスへの入国は可能か?
・2月25日(木)から実施の「特定の国·地域からのスイス入国者に対する検疫措置」の対象国·地域のリストの16回目の改訂内容
・2021年2月後半、スイスはどんな様子なのか?【2021年2月の感染状況】
・スイスは3月以降、お店やレストランが開くのか?【2021年3月以降の措置緩和】
・スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
スイスは、3月前だと言うのに早々と春の日差しで気持ちのいい日が続く。
しかし、スイス連邦政府は、感染力が強い変異体のウイルスをかなり警戒していて、入国制限・入国後の自己隔離を課している。
感染状況がもっと減少し安定する事を願うが、なかなか難しい状況だ。