現在、結婚相手/パートナー選びをされている方・している親しい友達や家族がいる方に読んでいただければ幸いだ。
「「いい条件の人」を選べば幸せな結婚生活が送れる」という世間一般・旧来の常識に振り回され、挙げ句の果てに思い描いていた生活と違い落胆というプロセスに至って欲しくないと思い記事を書いている。
私も以前は「いい条件の人」を選ぶことが、幸せなカップルの生活を送れる鍵だと思い込んでいた。
私は20代から10年近くお付き合い・破綻を繰り返し、数年前に今のパートナーと出会った。しかしパートナーは、世間一般でいう「いい条件の人」にどちらかと言うと当てはまらない。そしてパートナーと生活していくうちに、いわゆる「いい条件の人」を選んでも幸せなカップルの生活は送れないということに気がついた。
人生において、独身でいる・パートナーを持たない選択もある。しかし、結婚したい・ライフパートナーと人生を共に送りたいのなら、「どんな結婚相手/パートナーを選んだらいいか」わかってないと、心身ともに疲れてしまったり「別れ」に至ってしまう場合がある。
結婚相手/パートナー選びは、かなり大事なはずなことのはずなのに、学校では教えてくれない。親からアドバイスしてもらっても腑に落ちなかったりして、Googleで検索してみたりする。ググっても、前述の世間一般・旧来の常識の「いい条件の人」についてや本質的じゃない情報が多い…
この記事を読めば、私の失敗談・色々な人の意見を通して、結婚相手/パートナー選びの大事なポイントがわかる。
「どんな結婚相手/パートナーを選んだらいい?」と言う疑問への答えは、次の5つの資質を持っている人だ。シンプルで本質的なことだけ。
1. 本当にお互い好きで、お金があってもなくても愛情が変わらない。
2. 困難な状況にあっても、良い方向に人生を模索していける「柔軟さ」・「賢さ」がある。
3. カップルの間で、相互に補完できる。
4. 相手と信頼関係を築ける。相手を傷つけるウソをつかない。
5. 他人をリスペクトできる。
詳しくは本文を読んでいただけたら幸いだ。
本記事では、結婚したあと幸せな人生を送れる結婚相手/パートナーの選び方・私の経験・意見・色々な人の見解を、次の順序でご紹介・解説する。
・結婚相手/ライフパートナー選びの大事なポイントとは?
・私の失敗経験*損得勘定で相手を選んでもうまくいかない !?
・歯切れが悪く釈然としない理由で結婚する東大出身男子 !?
・やっぱり「女はカネで男を選ぶんじゃないの?」
・条件にあった人と結婚しても破綻する !?
・じゃあ、結婚相手/ライフパートナーはどんな人を選べばいいの?
結婚相手/ライフパートナー選びの大事な5つのポイントとは?
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結婚相手/ライフパートナーを選ぶ時、自分も相手も、次の5つの資質を持ってるか見てみるといい。
1. 本当にお互い好きで、お金があってもなくても愛情が変わらない。
2. 困難な状況にあっても、良い方向に人生を模索していける「柔軟さ」・「賢さ」がある。
3. カップルの間で、相互に補完できる。
4. 相手と信頼関係を築ける。相手を傷つけるウソをつかない。
5. 他人をリスペクトできる。
「結婚相手/ライフパートナーを選ぶ時」と言うより、大方の人には「お付き合いをしながら」前述の5つのポイントを見直すことをオススメする。
ここで1~5を順番に、もう少し詳しく解説する。
1. 本当にお互い好きで、お金があってもなくても愛情が変わらない
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お付き合いしながら、2人がお互いに魅力を感じ好感を持つことが前提だ。他人がどう思おうが関係ない。彼または彼女と結婚するのは自分なんだから。大事なことは、「お金があってもなくても愛情が変わらない」ことだ。
お金がある時に寄って来てもお金がないと離れていく人は、みなさんの周りにいないだろうか?
困っている人から距離を取るのは友達とは言えないし、結婚相手/ライフパートナーにふさわしくない。(ただし、お金がない人に直ちにお金を与えよと言う意味でも、お金がない人を好きになれと言う意味でもない。)
例えば、私はパートナーとチョットいいレストランで食べても、パートナーと家でご飯を食べても、満足度は大きく変わらない。パートナーと非日常を味わったら多少ウキウキするが、パートナーとの毎日の生活に満足を感じている。
リストラ・事業の失敗が、結婚生活・パートナーシップの破綻につながると言う話を聞く。しかしリストラ・事業の失敗が原因で、結婚生活・パートナーシップが破綻するわけじゃない。ストレス・不安で言い合い・口論をしても、基本的な「愛情」は変わらない。基本的な「愛情」が最初からなく、一緒にいるメリットがなくなるから破綻する。
例えば、私がもし毎日のご飯が食べられない状況になってしまったら、不安になりながらも問題解決に集中するだろう。パートナーがわざとご飯が食べられない状況にしたのなら、怒りの感情は湧くが、そうじゃないのならパートナーに対する「愛情」は変わらない。
彼もしくは彼女にお金がなくなっても、「愛」が続くか?
続かないのなら、それは「愛情」ではない。「愛情」ではなく「物質欲」だ。「物質欲」で結婚したら、幸せな期間は「物質」が満たされている時だけ。
2. 困難な状況にあっても、良い方向に人生を模索していける「柔軟さ」・「賢さ」がある
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人生は何があるかわからない。みなさんが生まれてから今まで、直接人生を揺るがすようなことは起こらなかったかもしれない。しかし天災・人災が起こり、今まで通りの生活ができなくなってしまうことは大いにあり得る。天災・人災は、地球上のどこに住んでいても起こり得る。
3.11のフクシマのような大震災、それに引き続く放射能汚染。
経済的低迷、それに引き続くジェノサイド(民族虐殺)と経済的・政治的混乱は、近年の日本で生活している若者は経験していないが、世界のいろんなところで起こっている。しかし2020年の現在、日本が経済的に低迷してきていることを指摘している人は多い。
国や地域という大きいくくりじゃなくても、会社の売り上げが伸びないといった理由で、リストラされ仕事を失うこともある。取引先の会社の経営方針が変わり、自分の会社の売り上げが下がることもある。
とにかく人生は、昨日まで安泰だったとしても、明日何があるかわからない。
カップルの2人・家族が困難な状況に陥ってしまっても、「柔軟」に対応し「賢い」対応ができるのは、重要だ。
つまりカップルの2人・家族を取り巻く様々な状況が変わってしまっても、固定概念・既成概念にとらわれず、2人・家族にとってより良い道を選択できることは、かなり大事なポイント。
3. カップルの間で、相互に補完できる
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さらに大事なのは、カップルの2人が「一緒に」2人・家族を取り巻く状況に対応できることだ。
「一緒に」と言うのは、次の2つの意味がある。
・文字通り「一緒に」物事を解決していく。
・片方ができないことをもう片方がやって、補い合う。
当たり前だが、カップルの片方にだけ重荷を背負わしちゃうのは破綻につながる。例えば、現代日本の都市部の共働きカップルの家事のシェア。2人の仕事場での拘束時間がほぼ同じなのに、家事を片方に丸投げして「丸投げされた方は心身ともに疲れ果てる」と言うのをTwitterで見かける。
「カップルの間で、相互に補完でき協力し合える」には、次の3つのポイントが大事だ。
・個々の意思の尊重
・個々のキャパシティの配慮
・生活を成り立たせるために必要なことのシェアのバランス
北欧などの先進国では、男女の機会・雇用・給料の平等に向けて、様々な社会システムが改められてきている。女性が教育を受け仕事をするのと、結婚し子供を持つことの両立が可能になってきている。これは同じ女性として大変喜ばしい。
しかし私の個人的意見は、チョット違う。個々の意思・キャパシティが尊重・配慮され、社会生活・私生活が送れるのが一番だと私は思う。「国・行政が掲げる生き方から外れてしまうと生きにくい」と言うのは問題だ。
世の中には、5人以上の子宝に恵まれる人、子供を持たないで仕事に従事したい人、子供を育てながら仕事をしたい人など様々だ。「国・行政・自分を取り巻く周り」がどうしたいかより、自分自身とパートナーの意思とキャパシティを大事にするべき。
そのためには、カップルの2人は信頼関係が必要だ。
4. 相手と信頼関係を築ける
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お金があってもなくても「愛情」が続き、困難な状況に陥っても「知恵」を働かせてカップルが協力しあって物事を解決していくには、かなり強固な「信頼関係」が必要だ。
カップルの間の「信頼関係」とは、次の3つのことだ。
・相手を傷つけるウソをつかない。
・裏表がなく、本音を言える。
・ケンカ・口論をしても仲直りできる。
チョットしたウソは、大抵の大人ならつく。理由は、物事を荒立てずスムーズにことを運びたい、本当のことを言っても意味がないなどだ。
しかしカップルの間でウソをつき、それが相手を傷つけることなら、「信頼関係」を壊す事につながる。自分が利益を得るために、相手を騙すためにウソをつくのも問題外だ。
例えば、私がパートナーに出会った最初の数週間、パートナーは私に偽名を使っていた。ポンと財布を置いたまま目の前からパートナーがいなくなったので、財布をのぞいたら名前がIDカードと違う。「どう言うこと?」と聞いたら、「今日から本名で呼んで」と言う。
後日わかったのは、「私はいい人そうだけど本当はどうかわからないから、とりあえずネットのハンドルネームの感覚で偽名を使い様子を見た」と言うこと。
赤の他人だった2人が出会い、「裏表なく本音が言える」ようになるには、ある程度時間が必要だ。「裏表なく本音が言える」ようになると、ケンカ・口論することもある。
私とパートナーは1ヶ月に1度くらいケンカし、毎回のようにもう終わりだと思うが、いつも数時間で仲直りしている。別に謝ることはしないが、数時間後に感情が収まったところで話し合って理解し合って、ケンカはおしまい。
しかし、怒り・悲しみで1人でどうしようもない時は、自分の家族やパートナーの従兄弟に電話して話を聞いてもらうこともある。「落ち着いて」と言われるだけだが、私としては精神的に助かる。
自分がピンチの時に誰かに助けてもらうには、普段「他人をリスペクトしている」かが重要だ。
5. 他人をリスペクトできる
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「他人」をと言うより、「「自分以外の人」をリスペクトできる」だ。「自分以外の人」とは、祖父母・両親・兄弟姉妹・親戚・友達を含む。
例えば、普段パートナーは家族・親戚・友達を大切にし思いやりがある行動をとっている。なので、私とパートナーがケンカした時、仲のいい従兄弟が私の話を聞いてくれる。
スイスやフランスなどの欧州の「先進国」に分類される地域では、経済的・精神的自立が大事にされる一方、「自分が自分が」と自我が大きく他人に配慮しない人も多い。
困っている人や辛い思いをしている人を無視したり見捨てるのは、人間の心がない意地悪な人のすることだ。
私は以前、結婚相手/ライフパートナー選びの大事な5つのポイントがわかってなくて私生活でも迷走した。
私の失敗経験*損得勘定で相手を選んでもうまくいかない !?
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現在のパートナーと出会う数年以上前、私は自分より10歳ほど年上のスイス人のプライベートバンカーと付き合っていたことがあった。元彼と付き合いだした当初は私はパリに住んでいて、パリと元彼が住んでいるジュネーブを行き来。
私はパリの高等教育機関でディプロムを取得し、ジュネーブに拠点を移す準備をしていたので、ジュネーブに住むスイス人のプライベートバンカーの彼はちょうど良かった。それに、収入・職種・出身などの点で結婚することも考えたら経済的に安定している人でいいと思った。しかし私の損得勘定は、大間違いだった。
かなり稼いでいても、困っている年老いた母親にお金を出し渋るスイス人バンカーの元彼
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スイス人のプライベートバンカーの元彼は、離婚した独り身の年老いた母親がいた。母親のアパートにシャワーがなかったので、シャワー設置の工事に元彼がお金を払ったそうなのだが、元彼の兄は給与が低く、全額自分が払うハメになったと不満そうに語ったのだ。
元彼はスイスのプライベートバンクに勤めていて、ポジションもかなり上の方だったので給与が良かった。その上「スイス人の男性」というだけで、同じ職種の他の国籍の人や女性と比べても高額の給与という事情もあった。
しかし浪費とも言える支出も多かった。新車のBMWを購入したり、不便な田舎に位置する大きめとは言えワンルームの借家のアパートに月20万円相当以上払っていたり…
当時の私は一般常識も経験もなく、スイスではそういうお金の使い方が普通なのだと思っていたが、今になるとあまり賢いお金の使い方の人じゃなかったと思う。車は新車は高いが、少しでも使われ中古車となると値段が大幅に下がる。アパートは自分で家探しをしてわかったが、もっと安く見つけることができる。
元彼は自分の欲しい物には必要以上に散財するのに、困っている独り身の年老いた母親には、渋々お金を出してやったという傲慢な態度。
お金があっても、自分の家族に物質的サポート・精神的ケアが気持ちよくできない人は、お付き合いする相手にもできない
元彼のようにスイスの平均水準よりも稼いでいても、母親に物質的サポート・精神的ケアが気持ちよくできない人は、お付き合いする相手にもできない。
私はチョット高価なプレゼントをもらってもあまり嬉しくならなかったり、普段もイラ立ち・不安みたいな感情ばかりだった。
反対に、現在のパートナーはスイスの平均水準よりも稼いでいないかもしれないが、無駄な支出は少なく、家族の物質的サポート・精神的ケアができる人だ。物質的サポートは私は働いてるのでそこまで必要じゃないが、心強い。精神的ケアはドップリだ。
お金持ちじゃなくても、自分の家族に物質的サポート・精神的ケアが気持ちよくできる人は、パートナーにもできる
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現在のパートナーは元彼より給与は低いが、思いやりのある行動がとれる。コソボに住んでいるパートナーのお母さんが緊急手術をすることになった際はパッと50万円ほど送金した。
お母さんと住んでいるパートナーのお兄さんは、スイスで仕事をしているパートナーより給与が低く、パートナーがお母さんの手術代を全額払った。しかしパートナーは元彼と違い傲慢な態度は一切取らず、お母さんの容態を心配し無事を祈った。
各国の経済格差を知っていて良識のある人には、パートナーの行動は当たり前なのだが(注1)。
注1 : コソボの平均月収は3~4万円相当ほど。コソボでいくら給料が良くても、スイスのフルタイムの最低月収の40万円相当には届かない。
パートナーは、緊急時だけでなく普段もお母さんに優しい。お母さんは、パートナーのお父さんとパートナーのお兄さん夫婦とその子供たちと住んでいるので、寂しいということはない。しかし月に1回くらいパートナーはお母さんと電話で長話しを楽しむ。
現在のパートナーと出会い、結婚相手/ライフパートナー選びの大事なポイントがわかるようになった
数々の失敗経験の後、パートナーと出会い、生活しながら、前述の「結婚相手/ライフパートナー選びの大事な5つのポイント」がわかってきた。
私はパートナーと出会い価値観が変わったというか、以前より多角的に物事を見るようになった。学歴格差や経済格差のある社会とそれを推し進めるような風潮に疑問を持つようなった。そして人生を共にする結婚相手・パートナーについても以前と考え方が変わった。
人それぞれ、どういう考えで結婚相手(パートナー)を選ぶかは違うのは当たり前だ。しかし以前の私のように、自分の人生に役立つ・仕事がしやすくキャリアに役立つなどの利用目的・損得勘定で、結婚相手(パートナー)を選ぼうとする人が多いような気がしてならない。結果的に自分にとってプラスになるのは、モチロン大歓迎だが。
私が思う『結婚したあと幸せな人生を送れる結婚相手/パートナー』とは、お互い本当に好きでリスペクト・信頼しあえる関係にあり、困難な状況に陥っても人生をより良い方にシフトできる「賢さ」があり、助け合える人だ。
それ抜きに『結婚相手に求める条件』なんて考えても意味がないと思う。つまり損得勘定で相手を選んだら、結婚したとしても破綻する確率が高い。
パートナーとの生活が数年がたち、以前のようにGoogleで「結婚相手・どんな人がいい」などと検索することもなくなっていた。そんなある日Youtubeを見ていたら、結婚観について考えを述べたり、議論したり、結婚にまつわる本を紹介する動画がオススメに出てきた。
歯切れが悪く釈然としない理由で結婚する東大出身男子 !?
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「結婚する」・「パートナーと生活する」のは私生活に大きく関わることで、人生で大事なことのはずなのに、かなり適当な理由で結婚に踏み切る男子が多そうで、私は少々ビックリ。
巷には「どんな人と結婚したらいいか」みたいな情報は溢れている。ネットを見ると、「結婚相手を見つけるための情報」や「結婚相手の条件」みたいなトピックのブログやサイトはゴロゴロ見つかる。YouTubeを見ていると、教育系のトピックを提供するYouTuberや物申し系YouTuberも、結婚観について考えを述べたり、結婚に関する動画がオススメに出てくる。
何の仕事をしているかに関係なく、人生を共にする相手を見つけたり結婚することに関心がある人が多い証拠だ。しかし結婚に関してチョット面白い考えはあるものの、ピンとくる情報や「コレぞ ! 」と思えるような考えに出くわしたことはない。
東大卒や高学歴の男性たちに結婚した理由・結婚を決めた理由を聞いた結果を交えてトークしている動画があったが、次のようなボンヤリした理由が多かった。
・「落ち着きたいから」
・「結婚するのにいいタイミングだったから」
あまり真剣に考えてないのか、シャイで適当に答えた言葉なのかわからないが、歯切れが悪く釈然としない。ご当人たちが幸せならいいが、これから結婚を考えている人たちにはあまり参考になる言葉ではない。
ご紹介するのは、穂積medu4チャンネルによる【落としどころ】高学歴ビトの結婚事情 :
歯切れが悪いだけじゃなく、迷走する人も多そうだ。
やっぱり「女はカネで男を選ぶんじゃないの?」
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YouTubeなどの若者がターゲットのメディアを見ていると、東大を卒業して数年の男子も、「結婚相手/パートナーの選び方」に関して論理もヘッタクレもなく、迷走している感がハンパない。前述の通り、私も20代から30代前半のうちは似たようなものだったが…
以前、私が見て疑問に思った動画は、YouTuber「マスザワ内閣」のまっすうさんのサブチャンネル動画、「【批判覚悟】収入・職業で人を判断するのは意外と合理的であると考える理由」だ。
「「女が金で男を選ぶ」のは論理的じゃないか」という持論を展開していた。しかしご本人が本当にそう思っているのかは疑問だ。「今お付き合いしている彼女を幸せにしたいから、もっと稼げるようになりたい」という願望の表れかもしれない。いずれにせよ「金で男を選ぶ女が多い」という世相を表していると言える。
私も以前は「女が金で男を選ぶ」のは論理的だと思っていた。でもいろいろ経験してわかったことだが、「お金」は不安定要素。幸せな結婚にはお金が必要という考えはわかる。
しかし莫大な資産があるならともかく、今のところチョット高収入というだけで結婚相手・パートナーを選ぶ基準にしているなら考え直した方がいい。将来どうなるかもわからない不安定要素でパートナーを選んでいいのだろうか。
不安定要素を大事な「結婚相手・パートナー選びの条件」にするのは疑問だ。人生は変化がつきもので予測できないこともある。
そうは言っても、「理想のプロフィール」・「条件」に合致した人と結婚したいと思う人はいるだろう。
条件にあった人と結婚しても破綻する !?
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結婚相談所・マッチングアプリで自分の「条件」にあう人を見つけたとしても、お付き合いしてみないとパートナーとしてやっていけるのかわからない。しかもお付き合いしたとしても結婚まで仮面をかぶっている人も多い。私のように考える男性YouTuberもいる。ホッ。
ご紹介するのは、穂積medu4チャンネルによる医療系の雑談3:医師たちの恋愛事情 :
「条件」にこだわる結婚について、次の順で少し詳しく解説する。
・お付き合いの段階で相手の「人間性」が見抜けないと破綻する !?
・なぜ「条件」にこだわって結婚しても、うまくいかない?
お付き合いの段階で相手の「人間性」が見抜けないと破綻する !?
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結婚できても破綻するというのは、お付き合いの段階で相手の「人間性」が見抜けなかったということだ。しかし関係が破綻しても、そこまで悲嘆に暮れなくていい。
なぜ「条件」にこだわって結婚しても、うまくいかない?
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男性にも女性にも多いが、相手に「条件」を並べ立てそれに該当する人・それに近い人とお付き合いし結婚する人がいる。理性的で一見うまくいきそうだが、結婚後これが一番うまくいかない可能性が高い。
何に「条件」を並べるかは個人差があるものの、年齢・容姿・収入・学歴・職種・家族構成・出身などを「理想」「条件」としてあげる人が多い。
なぜ結婚する相手の条件にこだわり冷静にチャート表を頭で描くような人に、幸せな結婚生活が続けられない人が多いのか。理由は次の3つが考えられる。
・お互いに感性が響き合ってないから。
・「人」「人間」とは何かわかってないから。
・「人間性」・「人間的魅力」でパートナーを選んでないから。
お互いに感性が響き合ってないから
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お互いに感動しあったり惹きつけられるものがなければ、楽しくて幸せな結婚生活は送れない。私たちは人間だもの。「フィーリングが合う・合わない」という言い方もする。理屈抜きで一緒にいて心地いいか。
例えば私の場合、パートナーと一緒に過ごす時間は、特別なことをしているわけじゃないのにあっという間に過ぎてしまう。カフェに入って5分と思っても30分くらい軽く過ぎる。一緒に生活しだして4年以上経っても、お互い興味が薄れるということはない。
「人」「人間」とは何かわかってないから
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「人」「人間」とは何かわかってないと、「人」を「物」のように扱い、思いやりに欠けた行動をすることになる。これからお付き合いするかもしれない人のことを、住居探しのように「物件」という言葉を冗談交じりに使う人がよくいるが、大きな間違いだ。「パートナー探し」と「住居探し」は違う。「収入が良くて格好いい」というような「いい条件」の「物件」と結婚しても、結婚生活がうまくいかないのは当然だ。人は「物件」ではない。人は「人」なのだ。
「人間性」・「人間的魅力」でパートナーを選んでないから
「人間性・人間的魅力でパートナーを選ばない」というのは、次のような例だ。
・お金目当てで結婚
・若くて綺麗だから結婚
前述の「人間性に関する5つの資質」があり、「お金持ち」とか「若くて綺麗」とかなら問題ない。
「人間性に関する5つの資質」がないのに、「お金」・「若さ」・「見た目」に目がくらんで結婚したら破綻する確率は高い。
お金目当てで結婚してしまうと、次のようなことが起きると、結婚生活が破綻するか離婚のリスクが高くなる。
・結婚後収入が下がった
・リストラになった
・会社が倒産
タダでさえストレス倍増、さらに家事の分担どころでなく、そんなに好きでもないから夫婦生活も楽しくないなんてことが起こる。
これは極端な例だが、男性でも今のところ仕事が順調でいい収入を得ているような人たちは、「女が収入で男を選ぶのは当然」と考えている人が多い。羽振りが良い男には、「お金」に群がる女性が寄ってくる。「お金」が稼げる男の多くは「綺麗な」女が寄ってくるので自分はモテると錯覚し、「やっぱり男の価値は「カネ」」と思う精神構造になる。
でも待って。
それに「収入で男を選ぶ女」は売春婦とあまり変わらない。「収入で男を選ぶ女」と結婚してしまう男性は、「お金の切れ目は縁の切れ目」、のちのち破局・離婚のリスクが高くなる。
「収入」や「お金」を「条件」にこだわった結婚相手(パートナー)選びの例にしたが、他の「条件」も多かれ少なかれ同じだ。
例えばよく男性にみられる「若くて綺麗な」女性という条件。「若くて綺麗な」女性に男性が惹かれるのは当たり前だが、本当にその女性のことが好きでリスペクトしていなければ、幸せな結婚生活は長いこと続かない。
前述の「人間性に関する5つの資質」が2人になく、「お金」「若さ」「見た目」に惹かれてが結婚した場合、浮気・不倫・結婚生活の破綻・離婚のリスクが上がるのは当然だ。
もう一回、「人間性に関する5つの資質」をおさらい。
1. 本当にお互い好きで、お金があってもなくても愛情が変わらない。
2. 困難な状況にあっても、良い方向に人生を模索していける「柔軟さ」・「賢さ」がある。
3. カップルの間で、相互に補完できる。
4. 相手と信頼関係を築ける。相手を傷つけるウソをつかない。
5. 他人をリスペクトできる。
じゃあ、結婚相手/ライフパートナーはどんな人を選べばいいの?
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楽しく幸せな結婚生活を送りたいなら、前述の「人間性に関する5つの資質」がある人を選ぶことだ。ただし出会った時に「5つの資質」を満たしてないように見えても、付き合いながら学んで改めていけばいい。
今、出会いを探している方、結婚相手・パートナーを探している方は、ぜひ次の記事を読んで役立てていただけたら幸いだ。「どうやって結婚相手/パートナーを選んだらいいか」実践的な役立つポイントをご紹介・解説する。
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まとめ
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本記事で、結婚したあと幸せな人生を送れる結婚相手/パートナーの選び方・私の経験・意見・色々な人の見解を、以下の順序でご紹介・解説した。
・結婚相手/ライフパートナー選びの大事なポイントとは?
・私の失敗経験*損得勘定で相手を選んでもうまくいかない !?
・歯切れが悪く釈然としない理由で結婚する東大出身男子 !?
・やっぱり「女はカネで男を選ぶんじゃないの?」
・条件にあった人と結婚しても破綻する !?
・じゃあ、結婚相手/ライフパートナーはどんな人を選べばいいの?
「結婚」「パートナーシップ」について疑問や不安がある時、まずした方がいい事は?
次の記事は、「子どもの頃の両親の不仲や離婚を考えると、自分が結婚するのは漠然とした不安がある」と言う方に答える形で書いた。ヨーロッパでの「アルコール依存症」や「ステップファミリー」にも触れながら、実体験に基づいて解説。
みなさんは、次のような疑問や不安を持ったことがないだろうか?・ひとつ屋根の下で誰かと平和に生きていける気がしない。・親が離婚しているから、幸せな「結婚生活」がイメージ出来ない。・自分の生い立ちを考えると、「結婚」[…]