なんと義両親夫婦は、結婚式当日に初めて会い、結婚式を挙げ、今も仲良く一緒に暮らしている。
出会いがない !!【未来の結婚相手/パートナーと出会う5つの場所】と【恋愛を成就させる4つの資質】の記事には、「世の中には様々な出会い方があり、お付き合いしながら、自分のパートナーになる人か自分自身で判断するのが良い」という趣旨を書いた。
「出会いがない !! 」と言うお悩みはありませんか?本記事では『未来の結婚相手/パートナーと出会う5つの場所』と『恋愛を…
しかし、ごく少数だが、この世には結婚式の当日まで相手に会ったことがなかったというカップルも存在する。
文化人類学的情報として耳や目に入ってきたなら、私も「ふーん」と思っただろう。だが自分のパートナーの両親の話として聞くと、ビックリ度は高い。しかも、結婚40年以上経た今日でも義両親カップルは仲がいい。
日本ではザックリ「3組の夫婦に1組が離婚」、「アメリカでは2組の夫婦に1組が離婚」と統計から読み取れる。なので「結婚に「離婚」・「別れ」はつきものだ」と私は思っていた。
しかし義両親夫婦の結婚生活を聞いて、「幸せな結婚生活・パートナーシップのための秘訣」があるんじゃないかと思い、パートナーから聞いた義両親の話・私の考えをまとめてみた。
本記事は、次の方たちに参考にして役立てていただければ大変嬉しい。
・幸せな結婚生活・パートナーシップを持ち、人生を充実させたい方
・婚活中の方
・お付き合いしている方
・離婚、新たな出会い・パートナーシップ、再婚を考えている方
お付き合い・結婚・パートナシップの最初の時期に、はじめから「別れたい・離婚したい」と思う人は少ない。にも関わらず、「離婚」・「別れ」を経験する人は多い。
私は離婚はしてないが、元彼たちとの「別れ」を経験している。「幸せな結婚生活・パートナーシップ」を持ち、何だかんだ言って最終的に楽しそうな生活を送っている友人・知人を見て、「どうしたら自分も「幸せな結婚生活・パートナーシップ」を持てるのだろうか」と思ったものだ。
この記事を読めば、「幸せな結婚生活・パートナーシップのための秘訣」がわかり、より幸福度・充実度・安定度が高い結婚生活・パートナーシップを持てる可能性が上がる。
私は日本で大学生活を送った後、フランス・スイスに住み「お付き合い」と「別れ」を何回か繰り返し、今のパートナーに出会い5年になろうとしている。
同時に、様々な出身・国籍・民族・宗教・年齢の友人・知人の「結婚生活・パートナーシップ」を知り、「うまくいく結婚生活・幸せなパートナーシップ」の共通点が見えて来た。
私が考える「幸せな結婚生活・パートナーシップのための4つの秘訣」は、次の通りだ。
・カップルの関係が対等である。
・社会が変化しても生きていけるようような柔軟性がある。
・「過去の関係」を「現在のパートナーとの生活」に持ち込まない。
・パートナーとのふれあいや楽しくて安全で充実したセックスライフの探求をする。
本記事では、「幸せな結婚生活・パートナーシップのための秘訣」について、義両親夫婦の経験・私とパートナーの意見を、次の順序でご紹介・解説する。
・結婚前の義父母
・結婚した義父母と待ち受けていた大変な生活
・「家父長制」そのものは女性を不幸にしない !? 女性を不幸にするものとは?【必見】
・「幸せな結婚生活・パートナーシップ」に共通する4つのポイント【重要】
本記事を読んで、「結婚」「パートナーシップ」に役立てていただければ、大変嬉しい。
結婚前の義父母
使用の画像 : Pexels
義父母は、アルバニア民族で、南東ヨーロッパのムスリム(イスラム教徒)が多い田舎に生まれ育った。アルバニア民族は、ギリシャ・トルコ・イタリアの影響を受けたり与えたりしながらも、独自の文化を持った民族だ。
20年くらい前までは子沢山で、家族の絆をとても大事にする人たちだ。
パートナーから聞く義父母は、結婚前に、完璧ではなくても、家庭を持つことができるスキル・環境を持てた人たちだったと想像する。
結婚前の義父母について、次の順でパートナーから聞いた話をご紹介する。
・結婚前の義父
・結婚前の義母
結婚前の義父は、どんな生活を送っていたのだろうか?
結婚前の義父
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南東ヨーロッパのド田舎に生まれ育った義父は、エンジニアリングの勉強をした。今から40年以上前の話だ。2020年現在は国境が敷かれ別の国になっている地域の学校に行くために、不便な道を何キロも歩いたりして通った。
義父は結婚するまでに、自分で働いたお金で、田舎暮らしに必要な車も購入。その当時、義父の村で車を所有していた人は、ほんの数人だった。
土地と家は、父方の先祖代々が300年以上にわたって所有して来た土地と生家があるので、購入する必要はなかった。結婚した息子は、両親と一緒に住み続けるか、実家の近くに住む家族制度の地域だからだ。
エンジニアリングの学業を終えた後は、仕事も始め、20代半ばにして奥さんと子供を養える経済状態だったらしい。
義父は、若い頃からマジメで、その時代・そこの地域で結婚生活を築くのに必要なことを着々とやるという人柄だ。
結婚前の義母は、どんな生活をしていたのだろうか?
結婚前の義母
使用の画像 : Pexels
義母は、義父の生まれ育った村から数10キロの別の村に生まれ育った。
結婚するまでに、10人ほどの大家族を切盛りするために、次のようなスキルを身に付けていた。
・家庭菜園の野菜の世話
・家畜の世話
・あらゆる家事(掃除・洗濯・料理など)
30年前くらいまで、南東ヨーロッパの田舎では、上記の3つは女性の仕事だった。今のように便利な家電もなく、家事はかなり重労働。掃除・洗濯・料理などの家事のほかに、家庭菜園と牛・鶏・羊などの家畜の世話があった。
つまり、当時の南東ヨーロッパの主婦は、10人ほどの家族の健康につながる「衣・食・住」の責任者だった。
そして義父は27歳、義母は25歳で結婚し、2人は子供を授かるのだが…
結婚した義父母と待ち受けていた大変な生活
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義父母は、結婚式の当日に初めて顔を合わせ、結婚。いわゆる「お見合い結婚」だ。
日本の東京に生まれフランスで勉強し現在スイスに住んでいる私にとって、「結婚」は「お付き合い」して「この人とやっていけるかな?」などと色々考えてからするものだ。だから、初めて義父母の結婚の話を聞いたときは、かなりビックリした。
パートナーによると、義父母が若い頃は、家族・親戚がオーガニゼーションする「お見合い結婚」はよくあり、男性も女性も「初めての相手」とカップルになり、一生を添い遂げるのが大多数だった。
ここで色々疑問がわく。
・自分で選んでない相手を好きになれるのか?
・女性は我慢して過ごすのじゃないか?
ところが、全てバラ色ではなく苦労も多いが、義母・パートナーの姉妹を見ていると、楽しく幸せそうな結婚生活を送っているように見える。
次の順に、パートナーの視点から見た結婚後の義父母が送った生活をご紹介する。
・パートナーから見た義母は賢かった?
・民族虐殺・戦争・難民避難生活・経済混乱を生き抜くことに !?
パートナーから見た義母は賢かった?
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息子であるパートナーからの話をまとめると、義母は高等教育は受けていないが、賢く人間的に尊敬できる人だ。
そして、かなり几帳面で隅々まで配慮が行き届いた人だ。パートナーが小さい時、家の中は常に整理整頓され清潔だった。
家庭菜園や家畜の世話、10人分の食事の支度、洗濯機がなく文字通りの「手洗いの洗濯」、掃除機がなくホウキと水拭きの掃除などを毎日滞りなく行うには、気力・体力・忍耐力があり、かなり頭のいい人じゃなきゃ無理だ。
義父母は6人の子供を授かった。医療が発達してない地域で、家族・親戚の女性に助けられた「自宅出産」だったにも関わらず、6人の子供は健康に恵まれ成長した。
ところで、子供の健康だけでなく、子供の「しつけ」と「教育」に悩む親はどこでも多いが…
次の順に、パートナーから見た義母についてご紹介する。
・子沢山でもキチンと子供をしつけ教育できる !?
・賢い女性たちに育てられ、「男性フェミニスト」みたいにになったパートナー
・パートナー選びに「賢さ」は重要ポイント !?
子沢山でもキチンと子供をしつけ教育できる !?
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義父母の子供たちは、パートナーも含め6人とも倫理観が備わり、この世を渡っていけるだけの「賢さ」を持った大人に育っている。
パートナーは子供の時、3人のお姉さん達に食事やおやつを作ってもらったり、面倒を見てもらったり、遊んでもらったり、学校の勉強の補習をしてもらったりした。
たくさん子供を授かる場合、上の子供達をキチンとしつけ教育しておけば、上の子達が家事の手伝い・下の子供達の世話や勉強も見てくれる可能性が高い。パートナーの家族は、義母・上の子供達だけじゃなく、祖母も一緒に家事・子育てをした。
なぜ義父が子育ての話にあまり出てこないかというと、戦争直前の90年代は、単身赴任のようにかなり遠くまで仕事に出ていて、しょっちゅう家にいる環境じゃなかったから。
賢い女性たちに育てられ、「男性フェミニスト」みたいにになったパートナー
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4人の姉妹、お母さん、お祖母さんなどが、パートナーの理想の女性像。賢く穏やかで優しく時には厳しいというのが女性のデフォルトだと思っている。
それが功を奏したのか、パートナーは女性に思いやり・理解がある男性だ。
パートナーから聞く義母は、家事や子育てに関して特に賢い。賢い親の元に生まれた子供は得だ。
男性は「たかが子育て」と思うかもしれないが、「子育て」や「家の中の環境・教育」は、その子の健康や人生に大きく関わる。
運や健康状態にもよるが、医療が発達してない地域で子供を6人授かり、6人とも自宅出産で、健康で倫理感があり他人をリスペクトする大人に育てるには、育てる側が賢くなければ無理だ。
パートナー選びに「賢さ」は重要ポイント !?
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男性は、パートナー選びに美しく若い女性を選ぶことにフォーカスしがちだが、その時代を一緒に生き抜いていけるような賢い女性をパートナーに持つ男性は得をする。子供を持つ持たないに限らず、より豊かな生活ができる可能性が高くなるから。
子供が生まれるときは、20年後30年後の世の中がどうなっていて、子供がどこでどうやって生活するかわからない。だから、子供がチャレンジし努力すれば生きていけるような「しつけ」や「教育」をするべきだ。
子育てをするときに、体制が変わったり世の中のシステムが違うところでも次世代が生きていけるように子供を育てることが大切だ。
「賢さ」というと、「高学歴」を想像する方が多い。しかし、しっかりした倫理観・物事への理解・実行できること、つまり「人間力」の方が、パートナー選びには大事だ。
6人子供を授かった義父母。不便とはいえ田舎暮らしの広めの土地と家があり、家事や子育てをキチンとやる義母と、責任のある仕事を引き受けあちこち飛び回っている義父。
万事順調なようだが、次第にユーゴスラヴィア全域の経済の停滞・支配する体制が義父母の民族にした不当な扱いが激しくなり、民族虐殺になっていった。
民族虐殺・戦争・難民避難生活・経済混乱を生き抜くことに !?
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民族虐殺が激化し、戦争になった数年間、パートナーはまだ10歳前後だった。何事も武力で解決しようとした支配者側の体制は、殺戮・破壊を繰り返した。パートナーと家族は運よく生き残ったが、親戚は何人か殺されて亡くなっている。まだ子供だったパートナーの面倒を見てくれていた村の隣人親子も、殺されている。前日まで家族・親戚と・隣人だった人が、殺されていく日常。
私は、パートナーの民族が民族虐殺・戦争・難民避難生活を経験している間、日本にいた。毎日、朝ごはんのテーブルで父が読んでいた新聞の見出しを思い出す。
活字では知っていても、実際に民族虐殺・戦争・難民避難生活の経験をした人の話は、戦後21年たった今でも生々しい。
義父母は、90年代の南東ヨーロッパで起こった戦争・武力衝突・民族虐殺・難民避難生活・経済混乱などを生き延び、乗り越えながら、大変難しい時期に子育てをした。生まれた子供は、6人とも立派に成人し、楽じゃないけど割と幸せな人生を送っている。その6人のうちの一人が私のパートナーだ。
パートナーがどのように生まれ育ったか聞いて、義父母に尊敬・感謝・驚きが混じった感情が湧く。すごく大変な状況だったにも関わらず、一生懸命に子供たちを育てた義父母。幸いなことに、現在義父母は、子供たちがお金を出し合って建て直した新しい綺麗な家にパートナーの兄夫婦たちと一緒にゆったり暮らしている。
人生は何があるかわからない。自分を取り巻く状況・社会が変化しても生きていけるような「柔軟性」が必要だ。
柔軟性と言えば、「男女の性別役割分担」「家父長制」についていろいろ疑問が湧く。パートナーの出身の国・地域の女性は、本当に幸福なのか?女性は家で家事しかしていないのか?
「家父長制」そのものは女性を不幸にしない !? 女性を不幸にするものとは?【必見】
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近ごろ、男女の不平等について、日本語のTwitterで「家父長制」が槍玉に挙げられる。「家父長制」が「モラハラ」や「女性の人権侵害」と結びついて語られる事が多い。
しかし、パートナーの出身地域の女性たちが「女性の社会進出」について語るのは聞くものの、「モラハラ」や「女性の人権侵害」で苦しんでいると言うのは聞かない。
私は不思議に思ったが、パートナーの出身地域の人たちは、うまく生きていく知恵として「家父長制」を取り入れていて、生活スタイル・時代の変化に伴って柔軟に変化しているように見える。
つまり、「柔軟性」に欠けたシステム・メンタリティが女性を苦しませると言うのが、私の仮説だ。
次の順に、南東ヨーロッパのイスラム教徒が多い一地域の「家父長制」について、私の視点でご紹介する。
・「家父長制」に縛られず、社会が変化しても生きていけるような柔軟性があるのが大事
・「家父長制」に「男尊女卑」が結びついていたら、女性は不幸になる !?
「家父長制」に縛られず、社会が変化しても生きていけるような柔軟性があるのが大事
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パートナーの実家はバリバリの「家父長制」の地域で、2000年頃まで女性はお金を稼ぐために仕事をしなくてよかった。女性は家の中の事や子育てを任せられ、「性別役割分担」がハッキリしていた地域だった。なのにも関わらず、2020年現在30代・40代前半の人たちには、女性が勉強し仕事をすることにすごく協力的な男性が多い。
20年前の「性別役割分担」が残りつつ、戦後20年チョットでまだ社会のシステムや状況は、問題が山積みだ。しかし、仕事がしたい女性には家族が喜んで協力するケースを見かける。
子育て中の既婚女性が医学のディプロマをとり、自宅の近くにミニクリニック開業という計画を実現させるために、夫側が決して簡単じゃない資金繰りを解決するために奔走する話をパートナーの親戚から聞く。
2000年以前の南東ヨーロッパの「性別役割分担」がハッキリしている家父長制的な生活スタイルは、それが多くの人が生きやすいからあったのだろう。だが、それも2020年現在は時代の変化に伴い、田舎でも人々の生活スタイルが変化してきていると感じる。
「家父長制」に「男尊女卑」が結びついていたら、女性は不幸になる !?
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パートナーの出身地の南東ヨーロッパのイスラム教徒が多い一地域は、「家父長制」が色濃くても「男尊女卑的」な考えは薄い。なので、女性が社会進出するにあたって、女性の苦痛度はかなり低いのじゃないかと思う。
日本の女性が置かれてる状況、実際は働く女性が多いのにも関わらず社会システムが対応してなく、さらに家庭内でもパートナーである夫が協力的じゃなく、苦労する女性が日本に多いという話をパートナーにしたら驚かれた。
彼の実家のある南東ヨーロッパに比べ、日本は戦争が1945年に終わり、その後経済成長があり一応「先進国」だ。それなのに、社会の状況に合わない制度・メンタリティがいまだに多くの女性に苦痛を与えているからだ。
パートナーを選ぶ時に、気をつけた方がいい2つのポイント
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パートナーを選ぶ時に、気をつけた方がいい2つのポイントは、次の通りだ。特に女性は、「モラハラ」や「人権侵害」で苦しみたくないなら、チェックした方がいい。
・「男尊女卑」的な考えを持った人じゃないか?
・社会が変化しても生きていけるような柔軟性を持った人か?
「男尊女卑」的な考えを持った人じゃないか?
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「男尊女卑」的な考えを持った人をパートナーに選ばない事。
これは重要なチェックポイントだ。幸せな結婚生活・パートナーシップを持ちたいなら。
日本の「家父長制」は、次のような「男尊女卑」的な考えと結びついている。
だから、男女平等・男女同権を求める女性に「家父長制」は嫌われる。しかし、重要なポイントは、「男尊女卑」的な考えを持った人を選ばない事だ。
社会が変化しても生きていけるような柔軟性を持った人か?
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社会が変化しても生きていけるような柔軟性を持った人をパートナーにした方がいい。
頑固な人は、柔軟なものの考え方をするよう意識した方がいい。時代や社会は刻々と変化するし、生まれ故郷を離れて生活する場合はなおさら、柔軟な思考回路の方がチャンスをつかみやすいし幸せで楽しい人生を送りやすい。
私が考える「幸せな結婚生活・パートナーシップのための4つの秘訣」のポイントをまとめる。
「幸せな結婚生活・パートナーシップ」に共通する4つのポイント【重要】
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次の4つのポイントが満たされていたら、「幸せな結婚生活・パートナーシップ」を持てる可能性がグンと上がる。カップルの2人の出身国・母語・宗教・文化・年齢・仕事・収入が違っても。
・カップルの関係が対等である。
・社会が変化しても生きていけるようような柔軟性がある。
・「過去の関係」を「現在のパートナーとの生活」に持ち込まない。
・パートナーとのふれあいや楽しくて安全で充実したセックスライフの探求をする。
カップルの関係が対等である
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「「男尊女卑」的な考えを持っていないか?」だけでなく、次のポイントが大事だ。
・出身国の違うカップルが、片方の出身国に住む場合、対等な関係を築けるか?
・母語の違うカップルが、片方の母語で話す時、対等な関係を築けるか?
・宗教の違うカップルが、一緒に共同生活を送っていくにあたって、互いをリスペクトできるか?
・年齢の離れたカップルが、対等な関係を築けるか?
・仕事・収入の違うカップルが、互いをリスペクトし、対等な関係を築けるか?
つまり、「世間的に優遇される方」が、相手にマウントを取ったり、服従させたりする関係は、うまくいかない。
例えば、出身国を例にあげても、経済的に豊かな国と貧しい国がある。経済的に豊かな国出身だからといって、相手に偉そうに振舞ったり、相手に自分の言う事を聞かそうとしたら、幸せな結婚生活・パートナーシップは持てない。
相手にマウントを取られたり、服従させられたりするのを感じ取り、「手のひらで転がし」、自分の思い通りに相手を動かそうとする人も見かける。
心理戦で疲れ果てるより、次の3つに気をつければ、カップルはリラックスした心地よい関係になる。
・対等な関係を持つ。
・コミュニケーションをとる。
・お互いに理解し合う。
幸せな結婚生活・パートナーシップのためには、カップルが対等であるだけじゃなく、次のポイントも大事だ。
社会が変化しても生きていけるようような柔軟性がある
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先ほど取り上げたポイントだ。
「柔軟性」に欠けたメンタリティだと、カップルの関係にも社会生活にもよくない。倫理観を変えて相手や周りに合わすのはよくないが、「柔軟性」は大事だ。
今までのやり方がうまくいかないなら、新しいやり方でやってみる精神を持てたら、私生活も社会生活も送りやすくなる。
そして、結構デリケートだけど重要なテーマ2つを少し詳しく解説する。
「過去の関係」を「現在のパートナーとの生活」に持ち込まない
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これはかなり大事だ。
義両親カップルの結婚生活に特徴的なことの1つに、結婚までの経験人数が挙げられる。彼らの場合は、地域的文化的に考えて、結婚して初めて性的関係を経験したはずだ。
現在20代から50代の年代で、結婚までに性的関係を全く経験しない人は、あまり多くない。大抵、何人かとお付き合いして別れて、そしてライフパートナーと出会うというパターンが多い。
ただ単に経験人数が少なければいいという話じゃなくて、「過去の性的関係」を「今のパートナー」に持ち込むのが良くない、と言うのが私の主張だ。
つまり、「過去の相手」と比較して「現在のパートナー」に不満を感じたり、「現在のパートナー」との充実した性的生活を築こうとしなかったりすることが良くない。
セックスについて、「現在のパートナー」に「過去のパートナー」との話をするのは、かなりデリケートだ。下手すると嫉妬や信頼関係を壊す原因になる。
パートナーの人間性や一緒にいる年数にもよるが、「過去に付き合った人」の話はパートナーに聞かれても、全部答える必要はない。大事なのは「現在のパートナー」との性生活で、「過去の話」は極力持ち込まない。
とは言え、カップルの2人が性感染症の予防・検査をして、安心してふれあうようにすることも大事だ。
自分とパートナーの健康に気をつけて、現在のパートナーと楽しく充実したセックスライフを追求する。
これが重要なポイントだ。
パートナーとのふれあいや楽しくて安全で充実したセックスライフの探求をする
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セックスライフの探求と言っても、カップル2人共が次のポイントを理解した上でのぞまない限り、人生を向上させるストレスのないリラックスしたセックスはできない。
・性感染症・病気の予防・検査
・妊娠
・避妊
それには、カップルが対等に会話でき、必要に応じて学び、信頼・尊敬しあえる間柄というのが必須だ。
そして、もちろん「浮気」なんてもってのほかだ。相手を悲しませたりリスペクトのかけらもない行動は、結婚生活を破綻させる大きい原因だから。
最近よく聞くのだが、結婚相手とのセックスを避け、結婚してない相手とセックスライフを楽しむ人たちが結構いる。カップルが夫婦間のセックスを避けたりセックスレスに至るには色々な理由がある。
しかし、信頼できる結婚相手・ライフパートナーと楽しく安らぎのあるふれあい・セックスをした方が、ストレスも少なくリラックスでき問題がかなり少なくなる。
問題とは、「不倫」・「浮気」がバレた場合の「人間関係の悪化・破綻」や、「性感染症」だ。
まとめ
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私が考える「幸せな結婚生活・パートナーシップのための4つの秘訣」は、次の通りだ。
・カップルの関係が対等である。
・社会が変化しても生きていけるようような柔軟性がある。
・「過去の関係」を「現在のパートナーとの生活」に持ち込まない。
・パートナーとのふれあいや楽しくて安全で充実したセックスライフの探求をする。
本記事では、「幸せな結婚生活・パートナーシップのための秘訣」について、義両親夫婦の経験・私とパートナーの意見を、下記の順序でご紹介・解説した。
・結婚前の義父母
・結婚した義父母と待ち受けていた大変な生活
・「家父長制」そのものは女性を不幸にしない !? 女性を不幸にするものとは?【必見】
・「幸せな結婚生活・パートナーシップ」に共通する4つのポイント【重要】
義父母の結婚の話をパートナーから聞いたときは、自分と違いビックリしたが、「幸せな結婚生活・パートナーシップ」のポイントが学べた。
「幸せな結婚生活・パートナーシップ」は、カップルの2人の知性・協力・愛情がないと成り立たない。
本記事を読んで、みなさんの結婚生活・パートナーシップへ役立てていただければ、幸いだ。
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