8月上旬に、ドイツ在住のやまえりさんがスイスのグリンデルワルトとツェルマットを訪れた際、次のようなツイートをされていた。
ドイツ・デュッセルドルフ在住のやまえりさんは、国境が開き一般旅行も解禁になった6月末に、ギリシャに訪れている。
スイスのグリンデルワルトとツェルマットでは、ギリシャの「新型コロナウイルス」の対策に比べ、ほぼ対策されてなかったと言う事だ。
「新型コロナウイルス」に関して、世界中旅行して旅慣れたやまえりさんの意見は、次の通りだ。
そして、次にご紹介するやまえりさんの「スイス旅行のレポート」では、グリンデルワルトとツェルマットのスイスアルプスの自然や村の観光について、訪れた人しかわからない事が知れて面白い。レストランの値段・感想・支払い方法なども具体的だ。
初掲載日:2020年8月24日 先日、夫婦で5泊6日のスイス旅行に行ってきました。 実はスイス旅行の計画を立てたのはこれ…
本記事では、次の順に、旅慣れたやまえりさんから見た「スイスの新型コロナウイルス対策」の状況、「グリンデルワルトとツェルマット」の基本情報をご紹介する。
・ドイツ在住のやまえりさんが見た「グリンデルワルトとツェルマットの新型コロナウイルス対策」とは?
・やまえりさんの「スイス旅行のレポート」を読んで気がついた事とは?
・グリンデルワルトはどんな所?
・ツェルマットはどんな所?
ドイツ在住のやまえりさんが見た「グリンデルワルトとツェルマットの新型コロナウイルス対策」とは?
使用の画像 : Pexels
やまえりさんのTwitterやブログ記事から伝わる「8月上旬のスイスのグリンデルワルトとツェルマットの状況」は次の通りだ。
・グリンデルワルトでもツェルマットでも、ホテル・レストランの人がマスクをしていない !
・朝食は、バイキング形式 !
前述の通り、スイスでは、感染者が規定の数字に達しなければ、行政は対策しない事がほとんどだ。
やまえりさんの「スイス旅行のレポート」を読んで気がついた事とは?
使用の画像 : Pexels
グリンデルワルトやツェルマットのような観光名所で、いくら感染者が少なく、観光客が普段より少ないとは言え、「ホテル・レストランの従業員がマスクなし、朝食はバイキング形式」は、ちょっとビックリした。
私が住んでいるジュネーブは、グリンデルワルトとツェルマットのようなアルプスの山の村ではなく、フランスに囲まれた「国際都市」。
第1波でも感染者が多く、8月も感染者が再び増えているので、ジュネーブ州政府は、「独自の措置」を取っている。
やまえりさんの「コロナ禍のスイス旅行レポート」を読んで、改めて認識した事は次の3つだ。
・スイスは、感染者が出て拡大し始めてから、「マスクや人数制限のなどの対策」を発表する「後出しジャンケン」方式。
・政府が義務にしなければ、自分から対策する人・民間は少数派。
・政府が義務にすれば、ほとんどの人が守る。
スイスは、「新型コロナウイルス」の感染者が出始めると、ようやく「マスク・人数制限・客の連絡先リスト」などの対策を始める。なので、感染者がほとんどいない所・少ない所では、対策はされていない。スイスでは、政策として導入されていなくても、[…]
私も、やまえりさんの意見に賛成だ。
スイスの「新型コロナウイルス」対策の傾向、スイスの人のメンタリティ、スイスで旅行する時・日常生活を送る時の注意点、に続き、やまえりさんが訪れたグリンデルワルトとツェルマットについて、カンタンにご紹介する。
グリンデルワルトはどんな所?
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グリンデルワルトは、ベルン州に属し、標高1034メートルの「アルプスの村」だ。感染も少ないのだろう。
ユングフラウ地方を観光する人たちの拠点になっているそうだ。グリンデルワルト村は、アルピニズムや山岳観光とともに発展し、冬の間も「氷河」を見に観光客が訪れる。日本人観光客も多い。
17世紀終わりから18世紀後半にかけて、英国大使のトーマス・コックス (Thomas Coxe)や、ゲーテなど、詩人・作家・貴族・富裕層が訪れるようになった。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、観光協会の創設・鉄道の開通・ホテルの建設などを経て発展していった。
ユネスコ世界遺産に認定されているユングフラウヨッホも、グリンデルワルトから鉄道で行ける。ちなみに、ユングフラウヨッホ駅は、標高3,454mに位置し、「ヨーロッパで最高地点の場所にある鉄道駅」。
ツェルマットはどんな所?
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ツェルマットは、ヴァレ州に属し、標高1620メートルのところに位置する。ツェルマットも、アルプスで最も名高い観光スポットだ。日本人も数多く訪れる。
夏は4000メートル峰の登山やハイキング、自転車、牧草地や氷河の景観が楽しめる。冬は、スキーやウィンタースポーツを楽しむ人が集まる。
19世紀中頃までは農村だったが、1865年のマッターホルン初登頂以降、登山ブームとともに多くの観光施設が建設された。
まとめ
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本記事では、下記の順に、旅慣れたやまえりさんから見た「スイスの新型コロナウイルス対策」の状況、「グリンデルワルトとツェルマット」の基本情報をご紹介した。
・ドイツ在住のやまえりさんが見た「グリンデルワルトとツェルマットの新型コロナウイルス対策」とは?
・やまえりさんの「スイス旅行のレポート」を読んで気がついた事とは?
・グリンデルワルトはどんな所?
・ツェルマットはどんな所?
ご紹介の記事で、詳しい「スイス旅行のレポート」や、旅行中自分でできる「新型コロナウイルス対策」が読める。
初掲載日:2020年8月21日 6月以降、EU内で国境が空きはじめ旅行客を受け入れる国もどんどん増えてきました。 そこで…
スイスは、九州ぐらいの小さい国。しかし、私が住んでいるジュネーブと、やまえりさんが訪れたスイス・ドイツ語圏の山とでは、風景も感染状況も政策も違い、体験を知ることが出来るのは面白い。