この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。
スイスが指定する感染リスクの高い「特定の国・地域」から入国すると、「検疫措置」が義務になる。
「検疫措置」とは、スイス入国後すぐ自宅または宿泊施設に移動し、決められた日数、誰とも接触しないで過ごす。
英語では「quarantine」。イタリア語の「quaranta giorni（40日間）」が語源だ。
スイスの場合は、10日間の「自己検疫」が求められる。要するに、10日間、外出もじかに人に会う事も出来ず「自宅待機」となる。
「自宅待機」とは言え、その時間を利用して新しいコンテンツ制作を始める方もいる。
次の記事では、ニューヨークでオペラ歌手として研鑽・活動されていたが、新型コロナウイルスで2020年3月末日本に帰国するのを余儀された声楽家・オペラ歌手の門間信樹さんの「自宅待機中」の活動をご紹介。
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。2020年、「新型コロナウイルスの感染拡大」で、スポーツ・家族行事・見本市・コンサート・演劇・映画上映・政治的デモ・市民集会などの様々なイベントが[…]
スイスが指定する感染リスクの高い「特定の国・地域」は、しょっちゅう変更されるので、スイスに渡航を考えている場合は注意が必要だ。
今回の8月20日から実施の改定は、3回目。
2回目の改定は、8月８日から実施だった。詳しくは、次の記事から知ることができる。
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。スイスに入国はできるけれど、「検疫措置」が義務になる場合がある。「検疫措置」とは、10日間の自己隔離だ。スイスが指定する感染リスクの高[…]
1回目の改定は、7月23日から実施。詳しくは、次の記事から知ることができる。
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。8月8日から新たに適用された『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』の内容は、次の記事をご覧いただきたい。[sitecard subtit[…]
最初の『特定の国・地域からのスイス入国者に対する検疫措置』は、7月6日から導入された。
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。スイスへの入国者に対する検疫措置は、世界中の新型コロナウイルスの感染状況によって変わる。日本からスイスへの入国は、7月20日から通常モードで90日[…]
本記事では、次の順序で、『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』について、ポイントをご紹介・解説する。
・8月20日から実施の『特定の国・地域からのスイス入国者に対する検疫措置』の対象国・地域のリストの3回目の改訂内容
・スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
8月20日から実施の『特定の国・地域からのスイス入国者に対する検疫措置』の対象国・地域のリストの3回目の改訂内容
使用の画像 : Pexels
8月18日、スイス連邦内務省保健庁は、『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』について、対象となる国・地域のリストの3回目の改訂をした。
スイス入国の際に「検疫措置」が課せられる場合は、10日間の自己隔離となる。
『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』は、新型コロナウイルス感染症対策として、7月6日から実施されている。
8月20日から適用される『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』の内容は次の通りだ。
1. 適用日時（改訂）
2. 対象者
3. 実施内容
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4. 報告義務
使用の画像 : Pexels
5.（スイスが指定する）感染リスクの高い国および地域（改訂）
使用の画像 : Pexels
・アルバニア（追加）
・アンドラ（追加）
・アルゼンチン
・アルメニア
・アルバ（追加）
・バハマ
・バーレーン
・ベルギー（追加）
・ベリーズ（追加）
・パレスチナ
・ボリビア
・ボスニア・ヘルツェゴビナ
・ブラジル
・カーボベルデ
・チリ
・コスタリカ
・ドミニカ共和国
・エクアドル
・エルサルバドル
・エスワティニ（旧スワジランド）
・フェロー諸島（追加）
・ジブラルタル（追加）
・グアム（追加）
・グアテマラ
・ホンジュラス
・インド（追加）
・イラク
・イスラエル
・カザフスタン
・カタール
・キルギス
・コロンビア
・コソボ
・クウェート
・ルクセンブルク
・モルディブ
・マルタ（追加）
・メキシコ
・モルドバ
・モナコ（追加）
・モンテネグロ
・ナミビア
・北マケドニア
・オマーン
・パナマ
・ペルー
・ルーマニア
・セント・マーチン
・スペイン（バレアル諸島を含み（追加）、カナリア諸島は除く）
・南アフリカ
・スリナム
・タークス・カイコス諸島（英領）
・米国（プエルトリコおよび米領ヴァージン諸島を含む）
以上、計53の国および地域
（ドイツ語でのリスト順に記載）
6. 今回の改訂でリストから除外された国
・赤道ギニア
・サントメ・プリンシペ
・サウジアラビア
・セルビア
・シンガポール
7. 注意事項
陰性証明を有していても、本件検疫措置（自己隔離）の義務は免除されないとのこと。
また、検疫措置（自己隔離）の義務を遵守しない者に対しては、重大な違反の場合は最高10000フラン、過失の場合は最高5000フランの罰金を各州が科す場合がある。
スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
スイス連邦内務省保健庁発表（ドイツ語、フランス語、イタリア語、英語）
在スイス日本国大使館・スイスへの入国制限について
在ジュネーブ領事事務所
（ジュネーブ州、ヴォー州、ヴァレー州及びティチーノ州にお住まいの方）
電話：022 716 9900
Fax ：022 716 9901
ホームページ：https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
まとめ
使用の画像 : Pexels
本記事では、下記の順序で、『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』について、ポイントをご紹介・解説した。
・8月20日から実施の『特定の国・地域からのスイス入国者に対する検疫措置』の対象国・地域のリストの3回目の改訂内容
・スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
スイスは、感染リスクの高い地域を指定して、スイス入国の際、自己隔離を求める。
8月18日現在、チューリッヒで感染者数が増えていて、ジュネーブはハイリスクゾーンとして懸念されている。
ジュネーブは、独自の措置を取り始めた。詳しくは次の記事でご紹介している。
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