この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。7月17日、在スイス日本国大使館から次の3つのお知らせが来た。・スイス連邦移民庁は、7月16日、スイスが7月20日から入国制限措置を解[…]
本記事では、『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』について、次の順序で、ポイントをご紹介・解説する。
・特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置に関する注意事項
・スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
・第3国からのスイスへの入国制限は7月20日まで
特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置に関する注意事項
使用の画像 : Pexels
7月2日、スイス連邦内務省保健庁は、新型コロナウイルス感染症対策として、7月6日より、特定の地域からスイスへ入国する者に対する検疫措置(10日間の自己隔離)を導入すると発表した。
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。8月8日から新たに適用された『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』の内容は、次の記事をご覧いただきたい。[sitecard subtit[…]
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。スイスに入国はできるけれど、「検疫措置」が義務になる場合がある。「検疫措置」とは、10日間の自己隔離だ。スイスが指定する感染リスクの高[…]
1. 検疫措置(自己隔離)の対象
2. 検疫措置(自己隔離)の内容
3. 報告義務
4. 検疫措置(自己隔離)の対象となる感染リスクの高い国・地域
・アルゼンチン
・アルメニア
・アゼルバイジャン
・バーレーン
・ベラルーシ
・ボリビア
・ブラジル
・カーボベルデ
・チリ
・ドミニカ共和国
・ホンジュラス
・イラク
・イスラエル
・カタール
・コロンビア
・コソボ
・クウェート
・モルドバ
・北マケドニア
・オマーン
・パナマ
・ペルー
・ロシア
・サウジアラビア
・スウェーデン
・セルビア
・南アフリカ
・タークス・カイコス諸島(英領)
・米国
5. 当該検疫措置の対象外となる者(ただし、新型コロナウイルス感染の症状を示す者を除く)
・越境通勤者および運送関係者
・医療関係者、保安関係者、外交関係者等(雇用主が証明する必要あり)
・鉄道、バス、船舶および航空機の乗務員等
・職業上又は医療上の理由で、延期不可能な事情による日帰りまたは5日間以内のスイス滞在が必要な者
・乗り継ぎのため、感染リスクの高い国または地域に24時間を超えない範囲で滞在した者
・他国への通過のみを目的としてスイスに入国しようとする者
6. 発効
7. 感染リスクの高い国又は地域に指定される条件(以下のいずれかに該当する場合)
・過去14日間において、当該国または地域の人口10万人当たりの新規感染者数が60を超える場合
・当該国または地域から得られる情報で信頼し得るリスク評価ができず、当該国または地域において高い感染リスクを示す兆候が存在する場合
・過去4週間において、当該国または地域に滞在した感染者が繰り返しスイスに入国した場合
8. 罰金
詳細は、以下のスイス連邦内務省保健庁の発表をご確認いただきたい。
スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
使用の画像 : RiyoBlog
スイス連邦内務省保健庁発表
リンク(当該リンクはドイツ語、他にフランス語、イタリア語、英語)から同庁ウェブページに移動後、ページ内2020年7月2日付PDFデータが当該発表。(データはドイツ語、フランス語、イタリア語)
スイス連邦内務省保健庁
感染リスクの高い国・地域と各州当局連絡先 (ドイツ語、フランス語、イタリア語、英語)
https://www.bag.admin.ch/bag/de/home/krankheiten/ausbrueche-epidemien-pandemien/aktuelle-ausbrueche-epidemien/novel-cov/empfehlungen/empfehlungen-fuer-reisende/quarantaene-einreisende.html#2075431937
参考:7月2日付、在スイス日本国大使館領事メール
在ジュネーブ領事事務所
(ジュネーブ州、ヴォー州、ヴァレー州、ティチーノ州にお住まいの方)
電話:022 716 9900
Fax :022 716 9901
ホームページ:https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
第3国からのスイスへの入国制限は7月20日まで
使用の画像 : Pexels
スイス連邦内閣は、EU理事会による15か国に対する入国制限の7月1日からの廃止に関する勧告に留意しつつ、スイスについては、EU理事会の勧告に従い7月20日より、セルビアを除くアルジェリア、オーストラリア、カナダ、ジョージア、日本、モロッコ、モンテネグロ、ニュージーランド、ルワンダ、韓国、タイ、チュニジア、ウルグアイ及びシェンゲン圏外のEU加盟国(ブルガリア、アイルランド、クロアチア、ルーマニア及びキプロス)に対し、当該勧告を履行予定だ。
ただし、中国については、入国に関する相互主義が保証される場合に入国制限が解除される予定となる。
詳細は、以下のスイス連邦政府プレスリリースをご確認いただきたい。
スイス連邦政府プレスリリース(ドイツ語、他にフランス語、イタリア語あり)
https://www.admin.ch/gov/de/start/dokumentation/medienmitteilungen.msg-id-79711.html
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。8月6日、スイス連邦移民庁は、「入国制限措置が解除された第三国のリスト」の1回目の改訂をした。スイス連邦政府は、新型コロナウイルス感染防止[…]
まとめ
使用の画像 : Pexels
本記事では、下記の順序で、『特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置』について、ポイントをご紹介・解説した。
・特定の地域からのスイス入国者に対する検疫措置に関する注意事項
・スイス連邦内務省保健庁と在スイス日本国大使館のリンクと連絡先
・第3国からのスイスへの入国制限は7月20日まで
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。7月17日、在スイス日本国大使館から次の3つのお知らせが来た。・スイス連邦移民庁は、7月16日、スイスが7月20日から入国制限措置を解[…]
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報を元に作成。最新情報はページの上、過去の情報はページの下に記載。古くなり過ぎた情報は、消去している。家族や友達と会ったり夏休みを楽しむのに、飛行機で移動する事もある。新型コロナウ[…]
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。ポイントは、次の通りだ。7月半ば〜後半現在は、夏休みを楽しみつつも感染しないように「かなり注意が必要な時期」だ。[sitecard[…]
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。スイスのお隣フランスでは、8月1日から小売店の店舗などを含む屋内の公共の場でのマスク着用が義務に。スイスでは?(その後フランスは、8月1日からのマ[…]
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。スイスでは、7月6日から公共交通機関を利用する時に、マスクの着用が義務となった。[sitecard subtitle=関連記事 url=h[…]
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報とスイス連邦政府のサイトを元に作成。7月8日、在スイス日本国大使館から次の3つのお知らせが来た。・スイス北部、ドイツ語圏4州(アールガウ州、バーゼル・ラント準州、バーゼル[…]
スイスは小さい国ながら、私が以前住んでいた中央集権型のフランスと違い、地方自治制度の政治システムだ。自治主体の自立性が高くその規模が小さいのが、スイスの政治システムの特徴と言われる。スイスでは、新型コロナウイルスの対策も、7[…]
この記事は、在ジュネーブ領事事務所から届いた情報とティチーノ州政府のサイトを元に作成。7月17日、在ジュネーブ領事事務所から次の2つのお知らせを受けた。・ティチーノ州政府は、新型コロナウイルス感染症の対策措置を7月20日[…]
2020年11月は、スイスにとって悪夢のような数週間だった。大阪府ほどの人口のスイスで、1日あたりの新規感染者数1万人超えを記録し、ジュネーブ州がヨーロッパで一番感染率が高い地域となった。#スイス #COVID19家族以外は[…]