みなさんは、「ネットショッピングで、代金を支払ったのに、商品が届かない ! 」なんて経験はないだろうか?
9月30日、在スイス日本国大使館から次のお知らせをいただいた。
インターネットを悪用した犯罪は、在宅勤務や外出を控え家の中での行動が増えるなど生活様式が変化している状況に便乗し、増加していると考えられる。
たまたま遭遇した情報や送られてきたメールが、インターネット犯罪(詐欺)につながると言う事がある。
在スイス日本国大使館からのお知らせ、「【防犯情報】注意喚起:コロナ禍におけるインターネット犯罪(詐欺)」についても、不安になり、メールアドレスを調べたりしてしまった。
「在スイス日本国大使館」の名前を使って、海外在住者へ詐欺メールを送りつける事もありえるからだ。
2020年も、秋冬に突入。ヨーロッパでは「新型コロナウイルスの第2波」とクリスマスシーズンで、生活必需品やプレゼントなどをネットショッピングする事がますます増える時期だ。
本記事では、次の順に、2020年9月30日に在スイス日本国大使館が注意喚起している防犯情報「コロナ禍におけるインターネット犯罪(詐欺)」についてご紹介する。
・2020年、スイスでは、インターネット犯罪が多発 !?
・インターネット詐欺の例
・ネットショッピングをするにあたって、注意すべき7つのポイントとは?
・インターネットで詐欺に合わないためには?【6つの対策例】
・在スイス日本国大使館と在ジュネーブ領事事務所の連絡先
この記事は、連日、在スイス日本国大使館から届く情報を元に作成。
2020年、スイスでは、インターネット犯罪が多発 !?
使用の画像 : Pexels
スイス警察からの情報によれば、新型コロナウイルス感染症のまん延により、2020年の各種犯罪発生状況は、次のように報告されている。
・暴行、傷害、窃盗、器物損壊、住居侵入などの犯罪発生件数が例年に比べ比較的少ない状況にある。
・インターネット犯罪(詐欺)は、例年に比べ非常に多く発生している。
2020年、各種犯罪発生状況が例年と違う理由は、次のように考えられる。
・在宅勤務や、人々が外出を控え家の中での行動が増えるなど、生活様式が変化している。
・人々がインターネットを活用する機会が多くなった。
使用の画像 : Pexels
2020年、私たちは、職場などとの業務調整や、外出せずに食料品や生活必需品などを購入するのに、インターネットを活用して生活している。
スイス以外でも、他のヨーロッパ諸国でも、日本でもアメリカでも同じだろう。
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在スイス日本国大使館は、次のように注意を呼びかけている。
インターネット詐欺の例
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次の順に、インターネット詐欺について、お伝えする。
・(1)フィッシング詐欺とは?
・(2)偽販売サイトとは?
・(3)個人間取引とは?
(1)フィッシング詐欺とは?
フィッシング(phishing(英))とは、次のような詐欺だ。
「パスワードの変更」や「重要なお知らせ」などと、いかにも確認したくなるような偽メールや偽メッセージを送り、次のような情報を入力させ、個人情報を盗み取る手口。
・誘導先の偽サイトでログインパスワード
・クレジットカード番号
・住所
・電話番号
マスク配布、募金、補助金の給付、保険の還付金、アンケートなどを装うケースも散見される。
(2)偽販売サイトとは?
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詐欺師は、需要が高い商品に目を付け、消費者の「欲しいのになかなか買えない」という心理を悪用する。
「偽販売サイト」は、次のような手口がある。心当たりがある方はいないだろうか?
・代金を支払っても商品が届かない !
・会員登録時に個人情報やクレジットカード番号を盗み取られた !
需要の高い商品は、次のような例が挙げられる。
・マスク、アルコール消毒ジェル、除菌スプレーなどの感染防止用品
・在宅勤務で利用するパソコンおよび周辺機器(wi-fiルーター、プリンター、モニターなど)
・DIY用品、ゲーム機など、家の中での生活・趣味に関する商品
(3)個人間取引とは?
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個人間取引も、「フィッシング詐欺」や「偽販売サイト」と似ている。
Twitter、Instagram、Facebook などの SNS(ソーシャルネットワークサービス)上やフリマアプリ(フリーマーケットのように物品の売買を行うことができるスマートフォン用アプリケーション)での売買における次のような詐欺だ。
・代金を支払っても商品が届かない。
・個人情報やクレジットカード番号を求められる。
ネットショッピングをするにあたって、注意すべき7つのポイントとは?
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ネットショッピングをするにあたって、注意すべき7つのポイントは、次の通りだ。
・相手(社名、住所、電話番号、代表者氏名、問い合わせ窓口、地図上に実在するかなど)に不審な点はないか?
・不自然な URL(意味のない文字列、 «.xyz » などの見慣れないドメインなど)ではないか?
・ホームページ、メール、ショートメッセージなどの文面や表現に違和感はないか?
・「緊急」「重要」などの焦らせようとする表現ではないか?
・登録または利用した覚えのあるサービスか?
・極端に安い販売価格ではないか?
・すぐにクレジットカード情報や個人情報の入力を求めてこないか?
ウェブビジネスをされている方は、次の事に留意すべきなんだろうか?
・サイト情報を明白にする。
・多くの人に認知されているドメインを使う?
・キチンとした文章で書く。
・「緊急」「重要」など、煽らない?
・適正価格にする?
・クレジットカード情報や個人情報の入力を求めない?
とは言え、大手のサーバー会社・エックスサーバーは、«.xyz » の他、«.design » «.ink » «.wiki » «.group » «.email » «.live » なども取り扱っている。
利用者として、ドメイン名だけで、いいサイトか詐欺のサイトか決めるのは、どうかと思うが、ウェブビジネスをされている方は、よく吟味してドメインを選んだ方が良さそうだ。
キチンとした文章で書く事に、異論はない。
「緊急」「重要」と言う言葉を使うブロガー・ライターは多い。私も、見出しに「重要」と入れる事もある。
価格については、いろんな意見があるだろう。
サービスを利用するにあたって、メールアドレスなど個人情報を入力しないと、サービスが利用できないサイトは多い。
インターネットで詐欺に合わないためには?【6つの対策例】
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インターネットで詐欺に合わないための6つの対策例は、次の通りだ。
・OS(オペレーティングシステム)を最新の状態にする。
・セキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)を最新の状態にする。
・パスワード管理を適切にする。
(桁数を増やす、異なる種類の文字や記号を組み合わせる、意味のある単語にしない、名前や誕生日などに関連のある文字を使用しない、使いまわしをしないなど)
・メールやショートメッセージ内の URLリンクを不必要にクリックしない。
・メールに添付されているファイルを安易に開かない。
・自身だけで判断せず、周囲(家族、職場の同僚、友人など)に相談する。
在スイス日本国大使館は、次のようにアドバイスしている。
不安な気持ちを抱えていたり、パニック状態に陥ってしまうと、詐欺に巻き込まれやすくなる。
焦って平常心を失い、衝動的に行動することが危険。
事前に正しい知識を得て冷静に対応するとともに、「自分は大丈夫」という慢心をせず、インターネット犯罪(詐欺)の被害に遭わないようお気をつけて下さい。
不安な気持ちになるように「必要以上に煽り立てる系」は、ネットでもSNSでもYouTubeでも見かける。
在スイス日本国大使館、在ジュネーブ領事事務所と「インターネット犯罪防止」関連のリンク
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在ジュネーブ領事事務所(ジュネーブ州、ヴォー州、ヴァレー州およびティチーノ州にお住まいの方)
電話:022 716 9900
Fax :022 716 9901
ホームページ:https://www.geneve.ch.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
スイス連邦政府
https://www.fedpol.admin.ch/fedpol/en/home/kriminalitaet/cybercrime.html
STOP PIRACY
まとめ
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本記事では、下記の順に、2020年9月30日に在スイス日本国大使館が注意喚起している防犯情報「コロナ禍におけるインターネット犯罪(詐欺)」についてご紹介した。
・2020年、スイスでは、インターネット犯罪が多発 !?
・インターネット詐欺の例
・ネットショッピングをするにあたって、注意すべき7つのポイントとは?
・インターネットで詐欺に合わないためには?【6つの対策例】
・在スイス日本国大使館と在ジュネーブ領事事務所の連絡先
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